4:打抜部門

 

◆箱の形にするため、切り取り線と折れ線を入れる部門です。

◆箱の形にするため、切り取り線と折れ線を入れる部門です。
 
   
~作業の流れ~
製品ひとつに対してひとつの木型があり、この木型に折れ線となる部分に特殊な溝切テープと呼ばれる物をつけていきます。
   
 
 
 
←木型です。基本的に製品の数だけ木型があるため  莫大な量の木型を保管しています。  箱の展開図の形をしており、この写真の木型の場合は  一番外側のオレンジのスポンジで囲まれている部分に  刃が入っており、中側の線の部分が箱にしたときの折  れ線部分になります。
 
 
 
 ←溝切テープです。これの先端をカットし、木型の罫線部にはめ込みます。
 
 
 
テープの裏面がシールになっているので、木型を逆さまにし、ステンレスの面板にこの形のまま打ち付けます。
 
 
 
←面板にテープが打ち付けられます。
 
 
 
 
 
色がついている部分を剥がします。この面板と逆さまにした木型の間を紙が通過するため、紙が引っ掛からないようにテープをカッティング、固定します。
※このテープの溝と木型の罫線の間に紙が入り、圧がかけられることによって箱の折れ線部の線になります。
   
打抜作業の際に切り取り線も一緒に入るため、この線に沿ってムシリ作業を行います。 状況によっては、手作業でも行います。
 

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